夫婦ふたりの家時間を充実させるために、住み替えを検討していたKさん夫婦。緑豊かな環境も決め手となり、中古リノベーションを選びました。テーマは「広い空間でゆったり暮らすこと」と、「デザインにこだわること」。まず、LDは二間をひとつにして大空間に。外せない壁を造作家具に活かして、ゆるやかにゾーニング。住まい全体が程よくつながり、広がりを感じます。空間デザインは、旅行好きなお二人がこれまで訪れた場所で、気に入ったテイストをミックス。インダストリアルやナチュラル、ボヘミアンなどバランスよく反映しています。「ソファに座ってのんびりしたり、緑が広がる窓の景色を眺めたり。時間を忘れてくつろげる場所です」
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 40年 |
間取り | [ Before ] 3LD・K → [ After ] 1LD・K |
目的 | リノベーション、デザイン重視、間取り変更・スケルトン |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、洗面化粧台、トイレ、洋室、収納、廊下、玄関、書斎、インナーバルコニー |
新しくした設備 | システムキッチン/TOYO KITCHEN(CUBE) トイレ/TOTO(ネオレストDH) 洗面化粧台/TOTO(エスクア) 建具/パナソニック 壁紙/サンゲツ 床材/フローリング:木魂〈KODAMA〉、カーペット:サンゲツ |
費用 | 1140万円 |
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費用概算 |
定額制スケルトン標準工事: 7,740,000円 オプション費用・諸経費: 3,660,000円 |
工期 | 55日 |
リフォーム面積 | 90.39平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
自分達の好みに大胆なデザインや設計ができる、中古リノベーションを選んだKさんご夫婦。「今まで何度も引っ越しをしてきましたが、その集大成となる住まいにしたい」と、お二人のこだわりが詰まった住まいとなりました。
住まい全体の間取りからインテリアデザイン、照明計画、素材の収まりなど、バランスを考えてプランニングしています。一方で、外せない構造壁と一体化させて存在感を消す工夫を施した造作家具、換気ダクトを隠す天井の段差を活かした間接照明、壁を撤去できない壁式構造に配置を細かく計算したキッチンと、制約の中で空間を活用するプランを施しています。また、LDの無垢材や廊下の羊毛カーペット、キッチンや水まわりの床にも異なる素材を採用。歩いて違和感のないように、高さを調整しています。
プランナー/土屋 聡士
リビングダイニングと和室をまとめて、広々とした空間を実現。外せない構造壁は造作家具と一体化させることで、ゆるやかなゾーニングの役目を果たしています。そして、空間全体の仕切りは寝室と水まわりのみに。住まいをオープンにつなげたことで、広がりが増しています。
旅行好きな二人がこれまで訪れたホテルや建築など、記憶に残るデザインを多彩に取り入れたインテリアに。素材を現しにしたインダストリアルテイストや、イスラミック、ボヘミアンのタイルなど、異なる素材やテイストが上手く調和しています。また、リビングの壁はあえて白の壁紙を選び、DIYで漆喰塗りを楽しんだそうです。
キッチンはショールームで一目ぼれしたというTOYO KITCHENの「CUBE」をセレクト。しかし、壁の外せない壁式構造で、縦配管を剥き出しにしてスペースを広げる。使いづらい廊下収納を冷蔵庫置き場へと変更するなど、配置方法を細かく計算して、動きやすいレイアウトに収まるように工夫しています。
リビングダイニングと和室をまとめて、広々とした空間を実現。構造上外せない壁を活かしたコンクリートの造作家具でゾーニング。床はオークの無垢材を採用している
インダストリアルテイストにやさしい雰囲気とあいまって、落ち着く空間に。大好きなグッズを吊り下げたり、飾ったりして、暮らしを楽しんでいるそう
リビングの一角にはワークスペースとインナーテラスを新設。独立した書斎は設けずに、「机やダイニングテーブル、ソファでも、その時の気分で仕事をする場所が選べます」。また、磁器タイルをはったテラスは、DIYの作業場としても活躍するそう
形の変えられない壁式構造の中でのレイアウトを工夫したキッチンスペース。縦配管は壁で囲わず、廊下側の収納をなくして冷蔵庫スペースにするなど、スペースを創出。壁の一部にはボヘミアンテイストのタイルを使った
寝室はマスタード色の壁と、グレーブルーのドアを使い、照明にもこだわって落ち着きのある空間に。壁の向こう側には左右のどちらからも入れるウォークインクロゼット。システム収納を組み込むことで、高い収納力を確保している
北側の和室にあった押し入れの一部をなくし、玄関正面のスペースを活かしたギャラリースペースと、トイレの向きを変えて廊下から出入りできる動線を設計。トイレの扉は玄関正面にならないように横向きにしている。床には冬も夏も足触りが心地よい、羊毛カーペットを採用
会社名 |
JS Reform(日本総合住生活)(日本総合住生活株式会社)
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