東京・大阪とも鉄道混雑率が低下 今後も通勤ラッシュの緩和が続く!?
- 複々線化や新型車両が寄与 過去30年で最低水準に
- 国土交通省から2011年度の鉄道混雑率が発表された。平均混雑率は東京圏が前年比2%下がって164%、大阪圏が同1%下がって123%と、いずれも過去30年間で最低だった。同省では東日本大震災による乗客数の減少に加え、複々線化や新型車両の導入などが寄与したとしている。
- 2015年メドに全区間で180%以内が目標
- 東京圏では、新型車両で京葉線(葛西臨海公園→新木場)の混雑率が10%下がって175%となったが、依然として「新聞を広げて楽に読めない」180%以上の区間が15ある。総武線(錦糸町→両国)や東西線(木場→門前仲町)などは200%前後だ。
今後は2014年度予定の常磐線と宇都宮・高崎線の東京駅乗り入れや、調査費が予算要求された都心直結線(押上付近~泉岳寺付近)の整備なども混雑緩和に寄与しそう。2015年をメドに全区間180%以内を目指す。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
記事一覧へ戻る
-
ローンシミュレーターで買える額をチェック
-
住みたい街を探してみる
-
不動産会社を探す
-
マイリスト機能を使いこなそう
東京・大阪とも鉄道混雑率が低下 今後も通勤ラッシュの緩和が続く!?|住まいの最新記事やノウハウ情報を探すなら住まいのお役立ちノウハウ
↑ページの先頭へ戻る